...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
人と動物の日本史
巻次:3
動物と現代社会
発行:吉川弘文館
縦20mm
258ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年3月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2009-06-14 |
朝日新聞
評者: 石上英一(東京大学教授・日本史) |
MORE | |
LESS |
紹介
競馬文化導入の背後にあった国家戦略、「自然」な食肉をめぐる生産者と消費者の葛藤、食虫文化が形成する新たな共同体…。近代から現代へ発展・変貌を続ける人と動物のさまざまな関係性を描き、その未来像を模索する。
目次
動物と現代社会(動物たちのいま
動物と近代国家
動物に埋め込まれた現代的価値
グローバリゼーションのなかの動物
変わりゆく人と動物の関係)
1 動物と国家(軍馬と競馬
英雄となった犬たち-軍用犬慰霊と動物供養の変容
世界を泳ぐ錦鯉-動物文化の全球化・現地化・脱国籍化)
2 人間社会のなかの動物たち(屠場の社会/社会の屠場
寄せ場の動物誌-「動物」から見える釜ヶ崎
「いい肉」とはなにか-短角牛をめぐる生産者と消費者の葛藤)
3 変わりゆく動物とのつきあい(マタギとツキノワグマの現在-『ブナ林と狩人の会:マタギサミット』という試み
食虫の愉悦
「文化」と「経済」の間に-牛の角突きの近代化)
上記内容は本書刊行時のものです。