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eスポーツの科学 磯貝浩久(著/文 | 編集) - ベースボール・マガジン社
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【利用不可】

eスポーツの科学 (イースポーツノカガク)

スポーツ・健康
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A5判
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-583-11418-7   COPY
ISBN 13
9784583114187   COPY
ISBN 10h
4-583-11418-4   COPY
ISBN 10
4583114184   COPY
出版者記号
583   COPY
Cコード
C0075  
0:一般 0:単行本 75:体育・スポーツ
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年12月
書店発売日
登録日
2021年12月2日
最終更新日
2022年1月7日
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紹介

上達を引き出す科学の原則を解説!

新たなる価値を社会科学で見出す!



本書は、eスポーツのプラス面とマイナス面に向き合いながら、eスポーツの健全な発展とプレイヤーの健全な育成を願って書かれました。eスポーツの科学的エビデンスを理解してもらうことを目指しています。そのような思いをこめて「eスポーツの科学」というタイトルをつけました。


執筆者はFeRCのメンバーです。FeRCはeスポーツの発展と選手の健全育成に関する科学的な研究を行う産学官連携の団体で、そこに所属するメンバーの専門性を活かして執筆しました。


本書が、eスポーツの上達、教育、健康、コミュニティなどに関心ある人々のお役に立てれば、望外の喜びです。

目次

【目次】

PART1 プロゲーマーとコーチが語るeスポーツの魅力

eスポーツとは何か?

eスポーツのゲームジャンル

eスポーツプレイヤーなら知っておきたいゲーム上達のコツ

PART2 eスポーツの上達とプレイヤーの健康を科学する

eスポーツプレイヤーの特徴を知って強くなる

eスポーツのトレーニングの基礎理論

eスポーツの目の働きへの影響

eスポーツの脳の働きへの影響

eスポーツがもたらす心理的効果

PART3 eスポーツ研究と今後の課題~教育的価値について考える

eスポーツ研究の歩みを知る

ゲームは「悪」なのか―― eスポーツ/ゲームの臨床的な課題と議論

ゲームの「善」を知る―― eスポーツ/ゲームの適応的な機能と展望

PART4 広がりゆくeスポーツの世界

eスポーツとコミュニティ

地域創生へのeスポーツの貢献

AIがもたらすeスポーツのトレーニングプログラムの開発

著者プロフィール

磯貝浩久  (イソガイヒロヒサ)  (著/文 | 編集

磯貝浩久(いそがい・ひろひさ) 九州産業大学人間科学部教授。専門は行動認知心理学、スポーツ心理学。九州大学大学院人間環境学研究院博士後期課程満期退学後、博士(人間環境学)取得。福岡大学教育技術職員、九州大学助手、九州工業大学講師、同大学情報工学部助教授、同大学大学院生命体工学研究科准教授を経て、2018年より現職。現在、ビジョントレーニングの研究に従事。FeRC理事長、本書編集委員。

西薗秀嗣  (ニシゾノヒデツグ)  (著/文 | 編集

西薗秀嗣(にしぞの・ひでつぐ) 九州産業大学人間科学部教授。専門は生理学、バイオメカニクス、スポーツ科学、トレーニング科学、臨床心理学。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。北海道大学、鹿屋体育大学、米国University of California Los Angeles:UCLA客員教授を経て、2016年より現職。教育委員会スクールカウンセラーを歴任。FeRC運営委員、本書編集委員。

神崎保孝  (カンザキヤスタカ)  (著/文

神崎保孝(かんざき・やすたか) 東京オリンピック日本代表選手メンタルアドバイザー、東京大学大学院医学系研究科、臨床心理士。日本初のe スポーツチームメンタルアドバイザーを務める「NIWAKAGAMES e-Motorsport Racing Team」からは、FIA 世界選手権の日本代表選手、国体の銀メダリストらを輩出。教育委員会スーパーバイザー、総合病院アドバイザーなど歴任のほか、WHO 国際診断基準の改訂プロジェ クトにも参加協力。

FeRC(福岡eスポーツリサーチコンソーシアム)  (フェルク)  (監修

FeRC(福岡eスポーツリサーチコンソーシアム) eスポーツ系シンクタンク。「eスポーツを科学する」の理念の下、eスポーツの普及・発展および選手の健全育成に寄与するために、eスポーツに関する科学的な研究を行う組織を産学官の連携のもとに設立し、研究を推進する団体(作花浩聡会長)。eスポーツを通して心身の健康の増進を図るとともに、老若男女・身体・地域の差を超えた新しい活躍の場の確立へ寄与する研究・活動を行う。

塩川実都  (シオカワミナト)  (著/文

塩川実都(しおかわ・みなと) 学校法人滋慶学園福岡デザイン&テクノロジー専門学校e-sports 学科教務課勤務。2020年3月久留米大学文学部情報社会学科卒業。大学在学中の2018年4月から2019年3月にCall of Duty プロチームXIA に所属し、チーム運営として活動する。2018年の6月にはCall of Duty World League Anaheim、12月にはCall of Duty World League Las Vegas に出場。

伊藤僚洋  (イトウトモヒロ)  (著/文

伊藤僚洋(いとう・ともひろ) Pro e-sports team GUTS Gaming 所属Rainbow Six Siege 部門コーチ。Asia-Pacific League2021-North Division-Stage3 2位。Rainbow Six Japan League2021 4位。2015年名古屋学院大学商学部卒業。福岡デザイン&テクノロジー専門学校講師でありRainbow Six Siege 部門を担当。

古門良亮  (フルカドリョウスケ)  (著/文

古門良亮(ふるかど・りょうすけ) 西日本工業大学工学部助教。専門は人間工学、認知心理学など。2013年九州工業大学情報工学部卒業。2015年九州工業大学大学院生命体工学研究科修士課程を修了後、富士通エフ・アイ・ピー九州株式会社に入社し、システムエンジニア職に従事。2020 年九州工業大学大学院生命体工学研究科生命体工学専攻博士後期課程を修了、博士( 学術)。2020年より現職。

平良美津子  (タイラミツコ)  (著/文 | 企画/原案

平良美津子(たいら・みつこ) 一般社団法人みるみるプロジェクト所属。視能訓練士。学校法人平松学園大分視能訓練士専門学校卒業。北九州市立若松病院眼科、古川眼科医院、医療法人大里眼科クリニック、福岡市立こども病院眼科勤務を経て、2021年より現職。所属学会は日本視能訓練士協会、日本弱視斜視学会、日本小児多職種研究会。

潮井川修一  (シオイガワシュウイチ)  (著/文

潮井川修一(しおいがわ・しゅういち) 福岡国際医療福祉大学医療学部視能訓練学科助教。視能訓練士。福岡国際医療福祉学院 視機能療法学科卒業、国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻(視機能療法学分野)修士課程修了。医療法人大塚眼科医院(大分市)勤務、福岡国際医療福祉学院視機能療法学科専任教員を経て、2020年より現職。

夏目季代久  (ナツメキヨヒサ)  (著/文

夏目季代久(なつめ・きよひさ) 九州工業大学院生命体工学研究科教授。専門は脳情報工学、生物物理。1990年東京大学大学院薬学系研究科博士課程中途退学。1993年博士(薬学)取得。九州工業大学情報工学部助手、九州工業大学大学院生命体工学研究科助教授を経て2006年より現職。現在、動物を用いた脳波、ブレインコンピュータインターフェースの研究に従事。FeRC 運営委員。

山根信二  (ヤマネシンジ)  (著/文

山根信二(やまね・しんじ) 東京国際工科専門職大学デジタルエンタテインメント学科教員。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得後退学。企業勤務後、岩手県立大学、国際大学GLOCOM、青山学院大学HiRC、岡山理科大学などを経て2020年より現職。国際ゲーム開発者協会日本(IGDA 日本)の設立理事、日本初のHEVGA(全米ビデオゲーム高等教育機関連合)会員。

森田泰暢  (モリタヤスノブ)  (著/文

森田泰暢(もりた・やすのぶ) 福岡大学商学部准教授。専門は経営組織論、シチズンサイエンス。2003年京都大学農学部卒業。2005年京都大学大学院農学研究科修士課程を修了後、同年株式会社インテリジェンスに入社し、キャリアコンサルタントに従事。2011年名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程を修了、博士( 経済学)。清泉女学院短期大学、九州産業大学を経て、2017年より現職。FeRC 運営委員。

中島賢一  (ナカシマケンイチ)  (著/文

中島賢一(なかしま・けんいち) NTT 西日本技術革新部イノベーション戦略室ソーシャルプロデューサー。熊本大学大学院自然科学研究科専攻。民間IT 企業を経て、福岡県に入庁し、その後福岡市に移籍。ゲーム・映像係長や創業支援係長として、クリエイティブ分野やスタートアップ企業のビジネス支援に奔走。2019年より現職。2018年に福岡e スポーツ協会を立ち上げ、同協会会長を務める。

堀尾恵一  (ホリオケイイチ)  (著/文

堀尾恵一(ほりお・けいいち) 九州工業大学大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻教授。九州工業大学情報工学部卒業、同大学大学院情報工学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、九州工業大学大学院生命体工学研究科助手、准教授、教授を経て、現職。現在、行動分析や行動モデリングに関する研究に従事。FeRC 運営委員。

上記内容は本書刊行時のものです。