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別れを告げない ハン・ガン(著) - 白水社
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別れを告げない (ワカレヲツゲナイ)

文芸
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発行:白水社
四六判
304ページ
定価 2,500 円+税   2,750 円(税込)
ISBN
978-4-560-09091-6   COPY
ISBN 13
9784560090916   COPY
ISBN 10h
4-560-09091-2   COPY
ISBN 10
4560090912   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年2月1日
最終更新日
2026年3月30日
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書評掲載情報

2026-07-18 朝日新聞  朝刊
評者: 藤井光(東京大学准教授)
2025-09-13 日本経済新聞  朝刊
2024-12-28 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 岩川ありさ(早稲田大学准教授)
2024-12-28 朝日新聞  朝刊
評者: 安田浩一(ノンフィクションライター)
2024-12-22 読売新聞  朝刊
評者: 長田育恵(脚本家・劇作家)
2024-12-14 毎日新聞  朝刊
評者: 角田光代(作家)
2024-07-07 読売新聞  朝刊
評者: 長田育恵(脚本家・劇作家)
2024-06-01 朝日新聞  朝刊
評者: 安田浩一(ノンフィクションライター)
2024-05-18 日本経済新聞  朝刊
評者: 吉川凪(翻訳家)
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紹介

作家のキョンハは、虐殺に関する小説を執筆中に、何かを暗示するような悪夢を見るようになる。ドキュメンタリー映画作家だった友人のインソンに相談し、短編映画の制作を約束した。
済州島出身のインソンは10代の頃、毎晩悪夢にうなされる母の姿に憎しみを募らせたが、済州島4・3事件を生き延びた事実を母から聞き、憎しみは消えていった。後にインソンは島を出て働くが、認知症が進む母の介護のため島に戻り、看病の末に看取った。キョンハと映画制作の約束をしたのは葬儀の時だ。それから4年が過ぎても制作は進まず、私生活では家族や職を失い、遺書も書いていたキョンハのもとへ、インソンから「すぐ来て」とメールが届く。病院で激痛に耐えて治療を受けていたインソンはキョンハに、済州島の家に行って鳥を助けてと頼む。大雪の中、辿りついた家に幻のように現れたインソン。キョンハは彼女が4年間ここで何をしていたかを知る。インソンの母が命ある限り追い求めた真実への情熱も……
いま生きる力を取り戻そうとする女性同士が、歴史に埋もれた人々の激烈な記憶と痛みを受け止め、未来へつなぐ再生の物語。フランスのメディシス賞、エミール・ギメ アジア文学賞、全米批評家協会賞受賞作。

著者プロフィール

ハン・ガン  (ハン ガン)  (

Han Kang 한강
1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科卒業。2005年、三つの中篇小説をまとめた『菜食主義者』で韓国最高峰の文学賞である李箱文学賞を受賞、同作で16年にアジア人初の国際ブッカー賞を受賞。17年、『少年が来る』でイタリアのマラパルテ賞を受賞、23年、『別れを告げない』(本書)でフランスのメディシス賞(外国小説部門)を韓国人として初めて受賞し、24年にフランスのエミール・ギメ・アジア文学賞、26年に全米批評家協会賞を受賞した。本書は世界22か国で翻訳刊行が決定している。他の邦訳作品に『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』『そっと 静かに』『引き出しに夕方をしまっておいた』『光と糸』『かみなりせんにょと いなづませんにょ』など。24年、アジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した。

斎藤 真理子  (サイトウ マリコ)  (

翻訳家。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で第一回日本翻訳大賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で〈韓国文学翻訳院〉翻訳大賞受賞。訳書は他に、ハン・ガン『回復する人間』『すべての白いものたちの』『ギリシャ語の時間』『引き出しに夕方をしまっておいた』(共訳)、パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』『未来散歩練習』、ペ・スア『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』、パク・ミンギュ『ピンポン』、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ファン・ジョンウン『誰でもない』『年年歳歳』『ディディの傘』、チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』、チョン・ミョングァン『鯨』、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』『声をあげます』『シソンから、』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』『サハマンション』、李箱『翼 李箱作品集』など。著書『韓国文学の中心にあるもの』、『本の栞にぶら下がる』、『曇る眼鏡を拭きながら』(共著)

上記内容は本書刊行時のものです。