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小児肘関節周囲骨折 岩部 昌平(著) - 南山堂
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小児肘関節周囲骨折 (ショウニチュウカンセツシュウイコッセツ) 見逃さない診断と迷わない治療 (ミノガサナイシンダントマヨワナイチリョウ)

医学
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発行:南山堂
B5判
縦257mm 横182mm 厚さ10mm
207ページ
定価 10,000 円+税   11,000 円(税込)
ISBN
978-4-525-32231-1   COPY
ISBN 13
9784525322311   COPY
ISBN 10h
4-525-32231-4   COPY
ISBN 10
4525322314   COPY
出版者記号
525   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年8月1日
書店発売日
登録日
2026年6月4日
最終更新日
2026年7月31日
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紹介

 小児肘関節周囲骨折は,複雑な解剖と成長軟骨の存在により,診断・治療ともに高度な判断を要する外傷である.本書は初療を担う整形外科医が「迷わず対応できる」ことを目的に,画像診断,治療選択アルゴリズム,保存療法・手術療法の実際,合併症対策までを体系的に解説.年齢別単純X線像や豊富なシェーマ,ピンニングの刺入図を多数掲載し,臨床現場ですぐ役立つ実践書としてまとめた.経験値だけに頼れない小児肘外傷診療を支える一冊として最適.

目次

総論1章 小児の骨の構造と成長
A 成長している骨の構造とそれを示す用語
 1.骨端 
 2.骨端核(二次骨化核) 
 3.成長軟骨板 
 4.骨幹端
 5.骨幹
 6.骨突起 
 7.骨端線
B 骨端と成長軟骨板の構造 
 1.成長軟骨板の層構造 
 2.成長軟骨板を強化する構造 
 3.成長における軟骨内骨化
C 肘関節部分の骨成長と骨軟骨構造の変遷
 1.上腕骨遠位の骨端核
 2.上腕骨遠位の成長軟骨板の位置変化 
 3.橈骨近位の骨端核
 4.尺骨近位の成長軟骨板と骨端核
D 肘関節部の靱帯・筋の付着
 1.内側上顆 
 2.外側上顆と小頭 
 3.尺骨と肘頭 
E 骨端,成長軟骨板への血流 
 1.骨端と骨幹端の血流
 2.上腕骨遠位骨端への血流 
 3.橈骨頭・肘頭の血流 

総論2章 小児の骨折と成長軟骨板損傷 
A 小児の骨損傷様式 
 1.成長軟骨板を含まない骨幹端側の骨折 
 2.成長軟骨板を含まない骨端側の骨折   
 3.成長軟骨板を含む骨折(成長軟骨板損傷)の損傷様式と分類
B 成長軟骨板損傷の修復過程
 1.骨端離開の修復過程(成長軟骨板内で生じた離開の修復過程) 
 2.SH分類Ⅱ型の骨幹端骨折の修復過程 
 3.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)の修復過程
 4.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)の修復過程 
C 成長軟骨板損傷の治療方針と予後
 1.SH分類Ⅰ, Ⅱ型(P分類Ⅲ, Ⅱ型)
 2.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型) 
 3.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型) 
 4.SH分類Ⅴ型 
 5.Peterson分類Ⅰ型
 6.Peterson分類Ⅵ型 

総論3章 小児肘関節周囲骨折のための画像診断
A 年代別の単純X線像の特徴
 1.0歳(骨端核がない) 
 2.1~8歳(上腕小頭核および橈骨近位の骨端核の出現)
 3.5~12歳(内側上顆核と肘頭核の出現) 
 4.10~15歳(滑車核と外側上顆核の出現) 
B 正確な正面・側面像の判定方法
 1.正面像 
 2.側面像 
C 単純X線像の読み方のコツ 
 1.単純X線像を正しく解釈するポイント 
 2.よく使われる指標 
D 単純X線像における骨折型判別のコツ
 1.正常 
 2.骨端離開 
 3.転位が小さい外側顆骨折 
 4.転位が大きい外側顆骨折 
 5.亜脱臼を伴う外側顆骨折
 6.内側顆骨折 
 7.脱臼 
E 単純X線像のみでは確定診断が難しい場合の追加画像検査
 1.CT画像 
 2.関節造影,関節造影CT 
 3.MRI撮影 
 4.超音波診断 
F どんなときに追加の画像診断を行うべきか
 1.CT撮影が推奨される場合 
 2.関節造影またはMRI撮影が推奨される場合


各論1章 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転と転位 
 2.骨折の分類 
B 診断
 1.身体所見 
 2.画像診断 
C 治療
 1.骨折転位(改変Gartland分類)による治療法選択
 2.ギプス固定・副子固定 
 3.深屈曲整復・外固定 
 4.牽引療法 
 5.全身麻酔下徒手整復・経皮ピンニング固定法 
 6.観血的整復 
 7.転位の許容範囲
 8.後療法 
D 合併症
 1.神経損傷
 2.循環障害 
 3.内反肘
  屈曲型骨折

各論2章 上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折
上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転 
 2.骨折型
B 診断
 1.身体所見
 2.画像診断 
C 治療
 1.手術適応
 2.保存療法
 3.手術療法
 4.予後

各論3章 上腕骨外側顆骨折
上腕骨外側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転 
 2.骨折の形態・分類 
B 診断
 1.身体所見
 2.画像診断
C 治療
 1.保存療法
 2.手術療法 
 3.後療法
D 合併症
 1.内反肘
 2.外反肘 
 3.変形治癒
 4.魚尾様変形(fishtail deformity) 
 5.遅発性尺骨神経麻痺 
 6.偽関節 

各論4章 上腕骨内側上顆骨折
上腕骨内側上顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転
 2.スポーツ障害としての内側上顆骨折と成長軟骨閉鎖障害
 3.骨折型 
B 診断
 1.身体所見 
 2.画像診断
 3.転位の評価 
C 治療 
 1.手術適応
 2.保存療法
 3.手術療法 
 4.最適手術時期を逃した場合の対応
 5.後療法
D 合併症
 1.血管・神経損傷
 2.成長障害
 3.変形治癒 
 4.偽関節 

各論5章 上腕骨内側顆骨折
上腕骨内側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転 
 2.骨折型による分類 
B 診断
 1.本骨折を疑う
 2.低年齢児の画像診断
 3.内側上顆骨折との鑑別
C 治療
 1.保存療法
 2.手術適応
 3.手術手技
 4.後療法 
D 予後

各論6章 橈骨頚部・頭部骨折
橈骨頚部・頭部骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
 1.受傷機転 
 2.骨折型 
B 診断
 1.身体所見
 2.画像所見
C 頚部骨折の治療(骨幹端骨折,P分類Ⅰ~Ⅲ型
 1.手術適応
 2.保存療法
 3.手術療法
D 骨頭骨折の治療(P分類Ⅳ・Ⅴ型)
E 予後

各論7章 尺骨近位部骨折と肘頭骨折
尺骨近位部骨折と肘頭骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 骨折の形態・分類
 1.低年齢児の骨折(成長軟骨板と骨折の位置) 
 2.高年齢児の骨折 
 3.合併損傷
 4.スポーツ障害としての肘頭成長軟骨板閉鎖不全
B 診断
 1.身体所見 
 2.画像診断 
C 治療 
 1.治療選択・手術適応
 2.保存療法
 3.手術療法 
D 予後

各論8章 Monteggia脱臼骨折 169
Monteggia脱臼骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型の分類
 1.Bado分類(成人の骨折を含む)
 2.Lettsの小児Monteggia脱臼骨折の分類 
 3.Hume骨折 
B 診断
 1.身体所見
 2.画像診断
C 治療
 1.治療指針
 2.手術適応 
 3.保存療法
 4.手術療法 
 5.後療法 
D 合併症

各論9章 上腕骨外側顆sleeve骨折
損傷の概要
A 診断
 1.身体所見
 2.画像診断
B 治療
 1.手術適応 
 2.手術療法 
 3.後療法 
C 予後

各論10章 肘関節脱臼
損傷の概要
A 橈骨頭単独脱臼
 1.診断 
 2.治療 
 3.予後 
B 一般的な肘関節脱臼(腕尺関節と腕橈関節の脱臼)
 1.診断
 2.治療
 3.予後 
C 分散脱臼(腕尺関節・腕橈関節・近位橈尺関節の脱臼)
 1.診断 
 2.治療 
 3.予後 

日本語索引
外国語索引

上記内容は本書刊行時のものです。