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出版者情報
「がんばれない」 心で何が起きているか
- 出版社在庫情報
- 重版中
- 初版年月日
- 2026年6月8日
- 書店発売日
- 2026年6月10日
- 登録日
- 2026年4月21日
- 最終更新日
- 2026年8月14日
書評掲載情報
| 2026-07-25 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
| 2026-07-19 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
無理そうなのに、あきらめられない。
「がんばれ」が重くのしかかる。
なぜか、手を抜いてしまう。
それ全部、心のクセのせい!
「もうがんばれない」は心の正常な反応です。
「あきらめられない」は思考の仕組みがそうさせます。
「努力は報われる」というけれど、簡単にはいかない。
心理学で「がんばる」の考え方を一新しよう。
【これも心のクセのせい】
・ふとした瞬間に「もう無理」と投げ出したくなる
・失敗した人に「自業自得」と思ってしまう
・努力にわかりやすい見返りを求める
・「本気じゃなかった」と言い訳しがち
・報われるまでは、絶対やめない
・努力が恥ずかしいことにみえる
・チャレンジせずに簡単なほうに流れる
・「まだできたのに」と未練を口にしがち
目次
第一章 努力ってなんだ?
「がんばる」という不思議な言葉
"気合い"だけでは続かない――努力を支える「心のチーム」
意志の力は「筋肉」と同じ――使うと減るバッテリーの秘密
意志の力を測る「残酷」な実験――チョコレートの誘惑とラディッシュの悲劇
意志のバッテリーが切れると、心はどうなる?
がんばれないのには理由がある――第一章のまとめ
第二章 「がんばれば報われる」は本当か?――努力と結果をつなぐ"見えないルール"
努力を信じたい私たち
努力と結果のあいだにある「見えない変数」
それでも私たちは、世界を「公平だ」と信じてしまう ――公正世界信念という「心の盾」
公正世界信念を支える「がんばりの物語」
損しないための努力――報われることを前提にがんばる社会
「結果=自分の価値」になるとき――努力がアイデンティティに変わる瞬間
がんばるのをやめられなくなる――防衛的努力とサンクコストの罠
努力を「未来」につなぎ直す
第三章 「がんばる」を制御する心のメカニズム
なぜ「やる気」が消えるのか
評価され続けると、人は「価値の不安」を学習する
能力で測られると、人は「才能の世界」に入る
人は挑戦を避けるようになる
防衛として起きる行動――セルフ・ハンディキャッピング
「あえて不利な薬」を飲む人たち
防衛が続くと心は停止する――学習性無力感
努力の燃料は「恐怖」に変わっていた
第四章 「あきらめない」というリスク――過剰な粘りが奪うもの
粘り強さの「光と影」
心の罠①サンクコストと機会費用――過去に縛られ、未来を失う
人生は「定員が決まったバス」
心の罠②心理的リアクタンス ――「あきらめろ」と言われるほど燃え上がる意地の正体
心の罠③判断疲れ――「やめる決断」には膨大なエネルギーが必要
身体のコスト――慢性炎症(CRP)という"見えない火事"
価値観の回収とグリットの真実――本物は「はしごをかけ直す」
「はしご」をかけ直す勇気
未練の正体とツァイガルニク効果――きれいに「幕を引く」技術
実践 しなやかな戦略――目標を「書き換える」三つのステップ
なぜ「やめる」ことが、次の一歩になるのか
第五章 別の道を見つける力
がんばらないのは「終わり」ではなく「選び直し」
手放すのが怖い理由――心がブレーキをかける「三つの正体」
「やめる=失敗」という思い込みをほどく
手放しを「更新」に変える三つの鍵
目標には階層がある――手段を替えることは、目標を「救う」こと
「つながり」を見える化すると切り替えられる ――人生の地図には無数のルートがある
スイッチする勇気――切り替えは「逃げ」ではなく「持続戦略」
いったん「置いておく」――棚上げは"やさしい切り替え"
「開かれたドア」を思い描く力――心が軽くなる「魔法のイメージ」
再起動のスイッチ――If―Then(実行意図)で一歩を自動化
止まる時間は空白ではなく準備期間
第六章 「やり抜く力」を"更新"する
これからの「がんばり」を定義し直す
「正解」のない時代、ハンドルを握るのは誰か
研究が示す「目標のしがみつき」のリスク
習熟目標という「自分軸」へ戻る
自分を助ける「セルフ・コンパッション」という土台
「失敗」を「データ」に変える実験マインドセット
習慣が意志の負担を引き受けてくれる
他人の「ものさし」から自由になる
「全か無か」の思考を飛び越える
自分だけの「成功」を定義する
それでも人は進み続ける
上記内容は本書刊行時のものです。
