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魂の文化史 コク・フォン・シュトゥックラート(著) - 人文書院
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魂の文化史 (タマシイノブンカシ) 19世紀末から現代におけるヨーロッパと北米の言説 (ジュウキュウセイキマツカラゲンダイニオケルヨーロッパトホクベイノゲンセツ)
原書: A Cultural History of the Soul: Europe and North America from 1870 to the Present

哲学・宗教
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発行:人文書院
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ36mm
重さ 570g
450ページ
上製
定価 6,000 円+税   6,600 円(税込)
ISBN
978-4-409-04131-4   COPY
ISBN 13
9784409041314   COPY
ISBN 10h
4-409-04131-2   COPY
ISBN 10
4409041312   COPY
出版者記号
409   COPY
Cコード
C3010  
3:専門 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年7月24日
発売予定日
登録日
2024年11月7日
最終更新日
2025年6月26日
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紹介

知の言説と「魂」のゆくえ

いつ「魂」は学問から排除されたのか? 現代社会で「魂」はどこにある?

古代ギリシアや古典ロマン主義の時代から、心理学による「魂」の忘却、ドイツ・ナショナリズムの高揚とユングの元型論、オカルティズムと神秘主義、ニューエイジとトランスパーソナル運動、果てはレイチェル・カーソン、ル=グウィン、ハリー・ポッターまで――ヨーロッパとアメリカを往還する「魂」の軌跡を精緻に辿る、壮大で唯一無二の系譜学。

原書名:A Cultural History of the Soul: Europe and North America from 1870 to the Present

◎目次

はじめに 二〇世紀における魂の危機

第1部 一八七〇年から一九三〇年までの文化的言説における魂

第1章 一九世紀における自然研究、心理学、オカルティズム
第2章 宗教、芸術、哲学、科学がせめぎ合う場における魂の魅力
第3章 政治的、民族主義的な環境における魂の動員
第4章 カール・グスタフ・ユング――魂の包括的な経験科学としての心理学
第5章 オカルティズム、自然科学、スピリュチュアリティ――一九三〇年代まで

第2部 ヨーロッパからアメリカ、そして再びヨーロッパへ――一九五〇年代から現在までの魂

第6章 トランスパーソナル心理学――魂の宇宙的可能性
第7章 自然哲学のルネサンス――量子神秘主義、宇宙意識、惑星の魂
第8章 新たなスピリチュアル的実践の基準点としての魂
第9章 文学と映画の中心的なテーマとしての魂
第10章 エコロジー運動、自然科学的物語、地球の神聖化

おわりに カルチュラル・スタディーズにおける魂の回収

訳者解題
参考文献
人名索引

目次

謝辞
はじめに 二〇世紀における魂の危機

第1部 一八七〇年から一九三〇年までの文化的言説における魂

第1章 一九世紀における自然研究、心理学、オカルティズム
第2章 宗教、芸術、哲学、科学がせめぎ合う場における魂の魅力
第3章 政治的、民族主義的な環境における魂の動員
第4章 カール・グスタフ・ユング――魂の包括的な経験科学としての心理学
第5章 オカルティズム、自然科学、スピリュチュアリティ――一九三〇年代まで

第2部 ヨーロッパからアメリカ、そして再びヨーロッパへ――一九五〇年代から現在までの魂

第6章 トランスパーソナル心理学――魂の宇宙的可能性
第7章 自然哲学のルネサンス――量子神秘主義、宇宙意識、惑星の魂
第8章 新たなスピリチュアル的実践の基準点としての魂
第9章 文学と映画の中心的なテーマとしての魂
第10章 エコロジー運動、自然科学的物語、地球の神聖化

おわりに カルチュラル・スタディーズにおける魂の回収

訳者解題
参考文献
人名索引

著者プロフィール

コク・フォン・シュトゥックラート  (コク フォン シュトゥックラート)  (

【著者】コク・フォン・シュトゥックラート
Kocku von Stuckrad/1966年、ガーナ生まれ。現在オランダ・フローニンゲン大学教授。専門は宗教学、とりわけヨーロッパおよび北米の宗教思想史、西洋エソテリズム、科学思想史など。『宗教学入門』(H・キッペンベルクとの共著)、『占星術の歴史』、『秘教とは何か――秘められた知の小史』、『宗教の科学化――1800年から2000年における言説の変化をめぐる歴史研究』ほか著書多数。2024年夏には新著『搾取の後で――われわれはいかにして地球との関係を築けるか』が刊行されている。

熊谷 哲哉  (クマガイ テツヤ)  (

【訳者】熊谷 哲哉(くまがい・てつや)
1976年、栃木県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。近畿大学経営学部教授。専門はドイツ文学、近代ドイツの心霊主義、フロイトの精神分析など。著書に『言語と狂気――シュレーバーと世紀転換期ドイツ』(水声社、2014年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。