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はるか、ブレーメン 重松 清(著/文) - 幻冬舎
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はるか、ブレーメン (ハルカブレーメン)

文芸
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発行:幻冬舎
四六判
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-344-04096-0   COPY
ISBN 13
9784344040960   COPY
ISBN 10h
4-344-04096-1   COPY
ISBN 10
4344040961   COPY
出版者記号
344   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月2日
最終更新日
2023年4月4日
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書評掲載情報

2023-05-20 朝日新聞  朝刊
評者: 稲泉連(ノンフィクション作家)
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紹介

私を捨てた“お母さん”の走馬灯には、何が映っているのだろう。人生の思い出をめぐる、謎めいた旅行会社に誘われた16歳の少女のひと夏の物語。小川遥香、16歳。3歳で母に捨てられた彼女は、育ての親である祖母も亡くし、正真正銘のひとりぼっちだ。そんな彼女が出会ったのが走馬灯を描く旅をアテンドする〈ブレーメン・ツアーズ〉。お調子者の幼馴染、ナンユウととも手伝うことに。認知症を患った老婦人が、息子に絶対に言えなかった秘密。ナンユウの父が秘めていた、早世した息子への思い。様々な思い出を見た彼女は。人の記憶の奥深さを知る。そんな折、顔も覚えていない母から「会いたい」と連絡が来るのだが……。私たちの仕事は走馬灯の絵を描くことだ。それは、人生の最後に感じるなつかしさを決めるということでもある。

上記内容は本書刊行時のものです。