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刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき 大塚敦子(著) - 紀伊國屋書店
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【利用可否不明】

刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき (ケイムショノブンショウキョウシツ コトバガココロヲホドクトキ)

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四六判
256ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-314-01216-4   COPY
ISBN 13
9784314012164   COPY
ISBN 10h
4-314-01216-1   COPY
ISBN 10
4314012161   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年4月2日
最終更新日
2026年7月22日
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書評掲載情報

2026-09-05 日本経済新聞  朝刊
評者: 土門蘭(文筆家)
2026-08-23 読売新聞  朝刊
2026-08-08 東京新聞/中日新聞  朝刊
2026-08-08 毎日新聞  朝刊
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紹介

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【ブレイディみかこさん推薦!】

「人は言葉によって自らを知り、他者を知り、自分を外に出せるようになる
この教室で学びたくなる人はたくさんいるのではないか」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

闇バイトに応募した大学生、キャパを超える業務でうつになり「嫌なことが忘れられるなら」と覚醒剤に手を出した会社員、ホストにハマって高額のツケを背負い特殊詐欺の受け子をしてしまった女性……
受刑者たちは、どのような文章を紡ぎ、どのように変わっていったのか――
心に沁みるノンフィクション!

「自分を大切にするって、どういうことかわからない」
「生まれてきてよかったのかっていうのが小さい頃からあります」

刑法改正で2025年6月に「拘禁刑」が導入され、刑罰の目的が「懲らしめ」から「立ち直り」へと転換して1年、誰もが生きやすく安心して暮らせる社会の実現には何が必要なのかを考えるきっかけになる一冊。

「私はこれまで、罪を犯した数多くの人々の話を聴いてきました。30年間の取材をとおして実感しているのは、他者を傷つけた人は自分自身も深く傷ついているということ、そして、まずは自らの回復のプロセスを経なければ、更生するのはむずしいということです。自分などどうでもいい存在だと思っていたら、他者を尊重することも、他者の痛みを想像することもできません」(本文より)

「ほとんどの受講生にとって、詩を書くなんて、小学校以来か、まったく初めての経験です。それが、すぐれた詩の言葉に耳を澄ませながらほんの少し心のドアを開けると、そこから心の奥にしまってあった想いが詩のリズムに乗ってあふれ出してきたのです」(本文より)


【著者】 
大塚敦子(おおつか・あつこ)
ジャーナリスト、ノンフィクション作家。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て、世界各地の紛争取材の後、困難をかかえた人と自然や動物の絆、人と動物のかかわりなどをテーマに執筆。本書で紹介する文章創作プログラムを、全国3か所の刑務所で実施している。また、東京・三鷹市と国立市で市民向け講座も行っている(2026年5月現在)。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『犬が来る病院――命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』(角川文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス――犬と少年の再出発』(講談社)、『動物がくれる力――教育、福祉、そして人生』(岩波新書)、『保護ねこものがたり』(ポプラ社)など著書多数。

目次

【目次】
はじめに
序章
 
第1部 美祢社会復帰促進センター

1 お互いを知る アルファポエム/食べ物にたとえた自己紹介
2 自分を知る(1) 貝殻を観察する/いいこと探し
3 他者を想像する その布でできた服を着ている人を想像する
4 自分を知る(2) シルヴァスタイン『ぼくを探しに』/自分の足りないかけらは何か
5 視点を変える(1) モーパッサン『首飾り』/衝撃の結末の続きを書く
6 視点を変える(2) 小川洋子「愛されすぎた白鳥」/「愛」とは何かを考える
7 自分を表現する グループポエム/谷川俊太郎「もどかしい自分」を読んで書く
8 他者の視点を想像する 苦手な人を動物や家具や食べ物にたとえる
9 そして、これから 谷川俊太郎「生きる」のリズムで書く

第2部 島根あさひ社会復帰促進センター

1 お互いを知る 自分の人生を料理にたとえる
2 感情の表出 シルヴァスタイン『おおきな木』/木の視点になる
3 自分を知る バンサン『アンジュール』/言葉のない絵本のセリフを考える
4 自分を表現する ブッシュ孝子「人生」/詩の創作とセルフ・エンパワーメント
5 次へのステップ 自分がよい状態であるために必要なもの

おわりに 出所した元受講生のこと
あとがき

一人でできる文章創作エクササイズ

著者プロフィール

大塚敦子  (オオツカアツコ)  (

【著者】 大塚敦子(おおつか・あつこ)
ジャーナリスト、ノンフィクション作家。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て、世界各地の紛争取材の後、困難をかかえた人と自然や動物の絆、人と動物のかかわりなどをテーマに執筆。本書で紹介する文章創作プログラムを、全国3か所の刑務所で実施している。また、東京・三鷹市と国立市で市民向け講座も行っている(2026年5月現在)。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『犬が来る病院――命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』(角川文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス――犬と少年の再出発』(講談社)、『動物がくれる力――教育、福祉、そして人生』(岩波新書)、『保護ねこものがたり』(ポプラ社)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。