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出版者情報
性的支配と歴史 : 植民地主義から民族浄化まで
発行:大月書店
縦200mm
330ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年2月
- 登録日
- 2017年9月19日
- 最終更新日
- 2017年9月19日
紹介
世界の歴史における性暴力の常態化。沈黙させられてきた人びと。「性的支配」とは何か。領域を越え、議論する。
目次
性暴力と性的支配
1 性的支配の歴史と構造(ヨーロッパ文明批判と性的支配-「正しさ」の意識をめぐって
国家と戦時性暴力と男性性-「慰安婦制度」を手がかりに
軍隊の影-スポーツ/レクリエーションと性的支配)
2 歴史と記憶と正負の遺産(性的支配と現地女性-ラ・マリンチェと文学的想像力
被征服男性の"受忍"-現代メキシコのカレンダーアートに見る性的支配の表象
奴隷制、魔女裁判とカリブの女性-マリーズ・コンデ『わたしは魔女ティチューバ』を補助線として)
3 現代の紛争と和解への糸口(国内紛争と民族浄化・性暴力
国際刑事裁判所における国際犯罪としての性暴力-性的支配とはどのような人権問題か
語られぬ真実-性暴力をめぐる正義・和解・記憶)
上記内容は本書刊行時のものです。