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アトウッド『侍女の物語』『誓願』6月 鴻巣 友季子(著) - NHK出版
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アトウッド『侍女の物語』『誓願』6月 (アトウッドジジョノモノガタリセイガン)

ムック
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発行:NHK出版
A5判
116ページ
定価 636 円+税   699.6 円(税込)
ISBN
978-4-14-223176-8   COPY
ISBN 13
9784142231768   COPY
ISBN 10h
4-14-223176-6   COPY
ISBN 10
4142231766   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C9497  
9:雑誌扱い 4:ムック・その他 97:外国文学小説
雑誌コード
6223176
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年4月1日
最終更新日
2025年5月20日
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紹介

現実は、ディストピア小説よりも恐怖なり!?

狂信的な全体主義国家に変貌した近未来のアメリカを舞台に、女性の性と生殖に関わる権利がことごとく剝奪された恐怖社会を描いた小説『侍女の物語』(1985)。トランプ政権の成立以降、アメリカ、そして世界中で強まる右傾化や全体主義的傾向を予見した書物として、改めて注目を集めている。そして社会の不安が高まるなか、15年後の未来を描いた『誓願』(2019)が刊行。第二次トランプ政権が始まり、フィクションを越えるような事態が現実に起こりつつある状況下で、この鋭いディストピア小説を読み解き、自由とは何か、抑圧的な体制や政治手法に抗するにはどうすればよいのかなど、「今そこにある危機」について思索する。

著者プロフィール

鴻巣 友季子  (コウノス ユキコ)  (

翻訳家、文芸批評家。1963年東京都生まれ。津田塾大学言語文化研究所客員研究員。日本文藝家協会常務理事。英米圏の同時代作家の紹介と並んで古典名作の新訳にも力を注ぐ。文芸評論、翻訳研究の分野でも活動。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(新潮文庫)、マーガレット・アトウッド『昏き眼の暗殺者』『誓願』『老いぼれを燃やせ』、クレア・キーガン『ほんのささやかなこと』(早川書房)、ミリアム・テイヴズ『ウーマン・トーキング ある教団の事件と彼女たちの選択』(角川文庫)、他多数、主な著書に『謎とき「風と共に去りぬ」』『文学は予言する』(新潮選書)、『ギンガムチェックと塩漬けライム』(NHK出版)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。