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ワイド版 マンガ日本の古典28  雨月物語 木原 敏江(著/文) - 中央公論新社
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ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語 (ワイドバン マンガニホンノコテン28 ウゲツモノガタリ)

全集
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A5判
274ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-12-403626-8   COPY
ISBN 13
9784124036268   COPY
ISBN 10h
4-12-403626-4   COPY
ISBN 10
4124036264   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0379  
0:一般 3:全集・双書 79:コミックス・劇画
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年6月8日
最終更新日
2021年6月19日
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紹介

『雨月物語』は上田秋成(享保一九~文化六[西暦一七三四~一八〇九]年)の手になる怪談小説集で初稿は昭和五(一七六八)年に成立したが推敲を重ね、出版されたのは八年後の安永五(一七七六)年。漢文による序と五巻九篇からなり、中国白話小説によって、想を構えた。白話とは口語文のことで、秋成は原作の持つ話術を洗練し、物語の幻想的な場面を生かした流麗な文章の雅文で綴っていくなかで、軽薄な世間に対する警告の意味をも含ませた。

 本全集では九篇のなかから、特にその特徴が現れている、「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇を選んだ。

著者プロフィール

木原 敏江  (キハラトシエ)  (著/文

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。