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南極の氷に何が起きているか 杉山 慎(著/文) - 中央公論新社
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【利用不可】

南極の氷に何が起きているか (ナンキョクノコオリニナニガオキテイルカ) 気候変動と氷床の科学 (キコウヘンドウトヒョウショウノカガク)

新書
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新書判
256ページ
定価 860円+税
ISBN
978-4-12-102672-9   COPY
ISBN 13
9784121026729   COPY
ISBN 10h
4-12-102672-1   COPY
ISBN 10
4121026721   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1244  
1:教養 2:新書 44:天文・地学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年10月9日
最終更新日
2021年11月30日
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書評掲載情報

2022-01-22 日本経済新聞  朝刊
2022-01-08 毎日新聞  朝刊
評者: 村上陽一郎(東京大学名誉教授・科学史)
2021-12-19 産經新聞  朝刊
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紹介

江守正多さん(国立環境研究所地球システム領域副領域長、IPCC第5次・第6次評価報告書主執筆者)推薦!



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「地球温暖化で南極の氷は増える」って? そんな説もあったが今は昔。実は南極研究はものすごい勢いで進化している。人類が直面する海面上昇の危機、そのカギを握る南極の最新動向を第一線の専門家が語り尽くす!

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仲野徹さん(大阪大院医学系研究科教授)激賞!



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全編、とても平易な解説で、密度、重力、質量など、中学校で学ぶレベルの物理、じゃなくて理科の知識があれば十分に理解できる。さらには、数年に一度は研究のために南極へ行かれるという著者、北海道大学低温科学研究所の杉山慎教授の「南極愛」があふれているのがとてもいい。

(HONZ「おすすめ本レビュー」より)
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日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。

著者プロフィール

杉山 慎  (スギヤマシン)  (著/文

1969年愛知県生まれ. 博士(地球環境科学). 93年大阪大学基礎工学研究科修士課程修了. 93~97年, 信越化学工業で光通信用デバイスの研究開発に従事. 97年より2年間, 青年海外協力隊に参加し, ザンビア共和国の高等学校で理数科教員をつとめる. 2003年北海道大学地球環境科学研究科博士課程修了. スイス連邦工科大学研究員, 北海道大学低温科学研究所講師, 同准教授を経て, 17年より同教授. 南極や北極, パタゴニア等で大規模な氷床・氷河の調査を主導. 共著に『なぞの宝庫・南極大陸』(技術評論社, 2008), 『低温科学便覧』(丸善出版, 2015), 『低温環境の科学事典』(朝倉書店, 2016)など.

上記内容は本書刊行時のものです。