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観光を忘れた日本 山口 誠(著) - 講談社
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観光を忘れた日本 (カンコウヲワスレタニホン)

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発行:講談社
新書判
288ページ
定価 1,100 円+税   1,210 円(税込)
ISBN
978-4-06-544130-5   COPY
ISBN 13
9784065441305   COPY
ISBN 10h
4-06-544130-7   COPY
ISBN 10
4065441307   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0236  
0:一般 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年5月14日
最終更新日
2026年8月5日
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書評掲載情報

2026-07-26 読売新聞  朝刊
評者: 福間良明(京都大学教授・歴史社会学者)
2026-07-18 日本経済新聞  朝刊
2026-07-11 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

「する」から「される」へーーなぜ日本人は変わったのか?
観光の歴史をひもとくと、インバウンド急増の裏側で静かに広がる、この国の深刻な〈社会問題〉が見えてくる!

「できない」ではなく「したくない」……観光をめぐる二極化が進行中!

<「はじめに」より>
じつは「観光離れ」しつつある日本人の姿は、かつて存在した、ある社会の人びとと、よく似ている。その詳細は本書で紐解くことになるが、観光の歴史を振り返れば、そして近代社会の歩んだ道を顧みれば、この社会問題の本質が、はっきりと見えてくるだろう。これはもはや見過ごすことのできない、歴史的に問うべき事態である。

<本書の内容>
第1章 観光とは何か 日本の現状と観光の定義
1 日本の観光の現在地/2 井上万寿蔵が観た世界/3 観光官僚と戦争/4 観光の定義

第2章 観光の誕生 産業革命と脱日常
1 観光の源流をたどる/2 トーマス・クックは何をしたかったのか/3 貧しい社会と「パーティ」の精神/4 観光のジレンマ

第3章 「社会的観光」という世界潮流 バカンスからソーシャル・ツーリズムへ
1 「休み」と近代社会/2 バカンスの発明/3 ソーシャル・ツーリズムの始動/4 旅と旅行と観光の日本

第4章 戦後日本における観光 「国民旅行」から「観光離れ」へ
1 観光の55年体制――ソーシャル・ツーリズムと日本/2 「国民旅行」が果たした役割――1950~1970年代の「観光旅行」/3 リゾートの嵐――1970~1990年代の観光ブーム/4 観光の「冷たい」まなざし――1990~2010年代の分断と格差/5 日常という、もう一つのバブル――21世紀日本の「観光離れ」の正体

第五章 観光の再創造 循環し代謝する「再」の思考
1 訪日インバウンドの急増――社会的インフラとしての観光/2 21世紀のソーシャル・ツーリズム/3 観光するリテラシー/4 再び光を観るために――再創造(レクリエーション)の思考

著者プロフィール

山口 誠  (ヤマグチ マコト)  (

1973年生まれ。獨協大学外国語学部交流文化学科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会情報学)。専門はメディア研究、観光研究、歴史社会学。単著に『客室乗務員の誕生』『グアムと日本人』(以上、岩波書店)、『ニッポンの海外旅行』(筑摩書房)、『英語講座の誕生』(講談社)、共編著に『「知覧」の誕生』(柏書房)、『複数の「ヒロシマ」』(青弓社)、共著に『観光のレッスン』(新曜社)、『「地球の歩き方」の歩き方』(新潮社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。