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マイ シーズンズ 佐伯 一麦(著) - 講談社
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マイ シーズンズ (マイ シーズンズ)

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発行:講談社
文庫判
336ページ
定価 2,500 円+税   2,750 円(税込)
ISBN
978-4-06-542678-4   COPY
ISBN 13
9784065426784   COPY
ISBN 10h
4-06-542678-2   COPY
ISBN 10
4065426782   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年1月23日
最終更新日
2026年6月1日
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書評掲載情報

2026-07-18 毎日新聞  朝刊
評者: 持田叙子(日本近代文学研究者)
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紹介

一九九五年二月、蔵王山麓で小説家の〈僕〉と暮らす早紀のもとにビヨルグ・アブラハムセンの夫、ヘルゲ・アブラハムセンから手紙が届く。
それは草木染めの布を素材に衣服や小物、額絵やタペストリーなどを作る早紀が魅せられたビヨルグの作品の実物を見たいとビヨルグ宛に問い合わせた手紙への返信だった。
そこには早紀の手紙は開封しておらず、ビヨルグがすでに亡くなったこと、ビヨルグの仕事についての問いに答える用意があることが記されていた。
鬱の症状に苦しんでいた〈僕〉は、自らもまたビヨルグの作品によって喜びの感情を抱いていた。
そして、むしろ自分こそノルウェーに行きたいと思うようになり、早紀に渡航を提案する。
一九九五年春から翌年にかけ春夏秋冬の四回、〈僕〉はノルウェーへの旅を繰り返すことになる(早紀は秋の旅を除く三回)。
〈僕〉と早紀はこの旅でビヨルグの作品を実際に目にし、ビヨルグと関わった人々や偶然出会った住民、現地の風土や文化や歴史に触れる。
やがて、人間がものを創りながら日々暮らすなかで抱く感情の奥深いところまで、穏やかにだが確かに思いを馳せるようになっていくのだった。

目次

* 冬 Vinter
* 春 Var
* 夏 Sommer
* 秋 Host
* 冬 Vinter

 著者から読者へ

 解説
 年譜
 著書目録

著者プロフィール

佐伯 一麦  (サエキ カズミ)  (

佐伯一麦(1959・7・21~)作家。宮城県生まれ。高校卒業後上京。週刊誌記者、電気工などを経て作家活動に専念。1984年「木を接ぐ」で海燕新人賞を受賞。『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、「ア・ルース・ボーイ」で三島由紀夫賞、『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞、『鉄塔家族』で大佛次郎賞、『ノルゲ Norge』で野間文芸賞、『還れぬ家』で毎日芸術賞、『渡良瀬』で伊藤整文学賞、『山海記』で芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。他の著書に『雛の棲家』『木の一族』『誰かがそれを』『光の闇』『空にみずうみ』『アスベストス』『ミチノオク』、古井由吉氏との共著『遠くからの声――往復書簡』など多数。

旧版ISBN
9784344000704

上記内容は本書刊行時のものです。