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日本銀行 我が国に迫る危機 河村 小百合(著/文) - 講談社
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日本銀行 我が国に迫る危機 (ニッポンギンコウ ワガクニニセマルキキ)

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発行:講談社
新書判
288ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-531510-1   COPY
ISBN 13
9784065315101   COPY
ISBN 10h
4-06-531510-7   COPY
ISBN 10
4065315107   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0233  
0:一般 2:新書 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年2月13日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2023-05-13 毎日新聞  朝刊
評者: 橋爪大三郎(社会学者)
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紹介

2013年日銀が「量的・質的金融緩和」(異次元緩和)を始めてからもうすぐ10年が経つ。世界経済の急激な局面の転換によって、わが国は、この“超低金利状態”を維持できるかどうかの瀬戸際、まさに崖っぷちに立っている。これまでの放漫財政路線を安易に継続し、異次元緩和を強引に押し通し続けようとすれば、遠からず、どういう事態に陥るのか。そして、それを回避するためには、私たちは何をなすべきなのか。世界の中央銀行の金融政策と財政に精通したエコノミストが警鐘を鳴らす。

異次元緩和は限界
日銀がいくらでも国債を買い入れられた
時代はもう終わりだ

●長期金利は“糸の切れた凧”に
●新規国債発行ストップで、社会保障費も防衛費も義務教育の国庫負担金も一律4割カットに
●財政破綻したギリシャは預金者1人・週当たり5万強の預金引き出し規制に
●最悪の事態を回避できる道はないのか

本書の内容
プロローグ 異次元緩和から9年、ついに現れた不穏な兆候
第1章 日本銀行に迫る債務超過の危機
第2章 我が国の財政運営に待ち受ける事態
第3章 異次元緩和とはどのようなものだったのか
第4章 欧米中銀との金融政策運営との比較でわかる日銀の“異端”さ
第5章 異次元緩和が支えたアベノミクスと残された代償
第6章 事実上の財政破綻になったら何が起きるか--戦後日本の苛烈な国内債務調整
第7章 変動相場制下での財政破綻になったら何が起きるか--近年の欧州の経験
第8章 我が国の再生に向けての私たちの責務 

著者プロフィール

河村 小百合  (カワムラ サユリ)  (著/文

株式会社日本総合研究所調査部主席研究員。1988年京都大学法学部卒業、日本銀行入行。1991年株式会社日本総合研究所入社。2019年より現職。財務省財政制度等審議会財政制度分科会臨時委員、国税庁国税審議会委員、厚生労働省社会保障審議会委員、内閣官房行政改革推進会議民間議員等を歴任

上記内容は本書刊行時のものです。