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サーカスの子 稲泉 連(著/文) - 講談社
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サーカスの子 (サーカスノコ)

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発行:講談社
四六判
280ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-06-530966-7   COPY
ISBN 13
9784065309667   COPY
ISBN 10h
4-06-530966-2   COPY
ISBN 10
4065309662   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月6日
最終更新日
2024年3月11日
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書評掲載情報

2023-06-10 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 与那原恵(ノンフィクション作家)
2023-05-14 読売新聞  朝刊
評者: 尾崎世界観(ミュージシャン・作家)
2023-05-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 高橋秀実(ノンフィクション作家)
2023-05-06 毎日新聞  朝刊
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紹介

大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。--
舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカスの時代〉を描く、私的ノンフィクション。

あの場所は、どこへ行ったのか?
僕がそのときいた「サーカス」という一つの共同体は、華やかな芸と人々の色濃い生活が同居する場所、いわば夢と現が混ざり合ったあわいのある場所だった。(本文より)
幼いころ母とともにキグレサーカスで暮らした著者は、四十年近い歳月を経て、当時の芸人たちの物語を聞きにいく。
それは、かつて日本にあった貴重な場所の記録であり、今は失われた「故郷」と出会い直していくような経験だった。
気鋭のノンフィクション作家による注目作。

目次

・プロローグ ひとかけらの記憶の断片から1
第一章 終わらない祭りの中で 
・ひとかけらの記憶の断片から2
第二章 サーカス芸人、女三代 
・ひとかけらの記憶の断片から3
第三章 サーカスの男たち
・ひとかけらの記憶の断片から4
第四章 二人の道化師
終章 最後のサーカスの子
・エピローグ ひとかけらの記憶の断片から5


著者プロフィール

稲泉 連  (イナイズミ レン)  (著/文

稲泉連(いないずみ・れん)
1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2005年『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で第36回大宅壮一ノンフィクション賞を当時最年少の26歳で受賞。他の著書に『アナザー1964 パラリンピック序章』(小学館)、『豊田章男が愛したテストドライバー』(小学館文庫)、『廃炉―「敗北の現場」で働く誇り―』(新潮社)、『「本をつくる」という仕事』(ちくま文庫)、『ドキュメント 豪雨災害一そのとき人は何を見るか』(岩波新書)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。