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出版者情報
愛媛県新居浜市上原一丁目三番地
発行:講談社
四六判
288ページ
定価
1,900円+税
- 書店発売日
- 2023年3月27日
- 登録日
- 2023年2月24日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
書評掲載情報
2023-05-28 | 読売新聞 朝刊 |
2023-05-27 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 青木千恵(書評家) |
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紹介
物語は終わる。けれど、人生は続いていく。
少年時代を過ごし、父母を見送った愛媛県新居浜市の家、劇団「第三舞台」を立ち上げた早稲田大学・大隈講堂裏。
かけがえのない〈場所〉を通して人生の物語を描く、初の自伝小説集!
・「愛媛県新居浜市上原一丁目三番地」
家族の家がなくなる前夜、僕はこの家の物語を書き始めた。
今から五十四年前に始まった、緑の家の物語を。
・「東京都新宿区早稲田鶴巻町大隈講堂裏」
大学二年の四月、大隈講堂の裏広場に通じる鉄扉を押した。
愛媛から出てきた無名の二十歳の若者が、何者かになるために。
・「東京都杉並区××二丁目四番地」
演劇を仕事にして四十年。六十三歳の僕は、
終の住処になるかもしれない家で、次の物語を書き始める。
作家・鴻上尚史の原点とともに、一つの時代を描く傑作小説集。
上記内容は本書刊行時のものです。