版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
老人と海 ヘミングウェイ(著) - KADOKAWA
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用不可】

老人と海 (ロウジントウミ)

文庫
このエントリーをはてなブックマークに追加
文庫判
160ページ
定価 700 円+税   770 円(税込)
ISBN
978-4-04-113925-7   COPY
ISBN 13
9784041139257   COPY
ISBN 10h
4-04-113925-2   COPY
ISBN 10
4041139252   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0197  
0:一般 1:文庫 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年1月25日
書店発売日
登録日
2023年11月20日
最終更新日
2025年6月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。

目次

【老人の“相棒”マノーリンは、少年ではなく「若者」だった!】
1952年9月の発表直後から世界中で大評判となった同作。日本ではこれまで、老人の“相棒”マノーリンは10歳ほどの「少年」と訳されてきた。しかし近年、少年は20歳を過ぎた「青年」ではないかとする解釈が提起されるようになった。
今回、翻訳家・越前敏弥氏は、これを18~19歳の「若者」とする独自の解釈で、まったく新しい作品の風景を切り開いている。

著者プロフィール

ヘミングウェイ  (ヘミングウェイ)  (

1899年シカゴ近郊生まれ。高校卒業後に新聞記者となり、第一次世界大戦に参加、イタリア戦線で重傷を負う。復員後、新聞記者のかたわら創作を始める。スペイン内戦、第二次世界大戦に従軍。代表作『日はまた昇る』『武器よさらば』『キリマンジャロの雪』『誰がために鐘は鳴る』などで、アメリカ「失われた世代」の代表的作家となる。1952年に発表した『老人と海』でピュリッツアー賞、ノーベル文学賞を受賞。1961年アイダホ州の自宅にて猟銃自殺。

越前 敏弥  (エチゼン トシヤ)  (

文芸翻訳者。1961年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾自営、留学予備校講師などを経て、37歳からエンタテインメント小説の翻訳の仕事をはじめる。ダン・ブラウンの作品群を筆頭に、エラリー・クイーンシリーズ、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、オー・ヘンリー『オー・ヘンリー傑作集』(すべて角川文庫)など多数。著書に『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)、『翻訳百景』(角川新書)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。