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「共感」の思想史
ヒューム,スミスから現代へ
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ11mm
重さ 176g
264ページ
定価
1,000 円+税
1,100 円(税込)
- 初版年月日
- 2026年4月17日
- 書店発売日
- 2026年4月21日
- 登録日
- 2026年3月10日
- 最終更新日
- 2026年4月15日
書評掲載情報
| 2026-08-22 |
毎日新聞
朝刊 評者: 松原隆一郎(社会経済学者) |
| 2026-05-30 |
朝日新聞
朝刊 評者: 上村剛(東京大学准教授) |
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紹介
個人の自由は、エゴイズムと何が違うのか。人間は、いかにして公共的になりうるのか。暴力と権威主義が世界に満ちるとき、私たちは何度でもこの問いに答えなければならない。利己主義による腐敗を乗り越えるため、「共感」の可能性を深く追求した一八世紀イギリスの思想的格闘を読み解き、現代の危機に向きあう視座を探る。
目次
序 章 「エゴイスト」の思想史を超えて――本書のねらい
第一章 「利己心」対「利他心」――文明社会と「共感」
第1節 「共感」論争のはじまり
第2節 「利己心」論争の展開
第3節 フランシス・ハチソン
第二章 「共感」から「正義」へ――デイヴィッド・ヒューム
第1節 哲学と実践の統一――経験主義への道
第2節 「道徳感覚」のジレンマ
第3節 「徳」の本質と起源
第4節 「公益」への「共感」とは何か
第三章 「共感」の再発見――アダム・スミスの出発
第1節 「劇場」から「市場」へ――「観察者」と「行為者」
第2節 「共感の喜び」と道徳判断
第3節 文明社会における「利己心」と「共感」
第4節 野心・虚栄心・共感――市場経済の両義性
第四章 「共感」から「祖国愛」へ――アダム・スミスの革新
第1節 「共感」と「正義」――法と道徳の緊張
第2節 この世の不条理をどう受け入れるか――宗教と迷信
第3節 真の「徳」とは何か
第4節 「共感」から「祖国愛」へ
終 章 「共感」論と現代
参考文献
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。

