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ドードーをめぐる堂々めぐり
正保四年に消えた絶滅鳥を追って
発行:岩波書店
四六判
縦188mm
横129mm
厚さ19mm
重さ 368g
254ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2021年11月5日
- 書店発売日
- 2021年11月8日
- 登録日
- 2021年10月10日
- 最終更新日
- 2021年11月2日
書評掲載情報
2022-01-23 |
読売新聞
朝刊 評者: 牧野邦昭(慶應義塾大学教授・経済学者) |
2022-01-22 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 高橋秀実(ノンフィクション作家) |
2022-01-08 |
朝日新聞
朝刊 評者: 渡辺政隆(同志社大学特別客員教授) |
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紹介
江戸初期のこと。『不思議の国のアリス』や『ドラえもん』にも登場する絶滅鳥ドードーが日本に来ていた!? その後の行方を追って四国へ長崎へ。時空を超えチェコやイギリス、オランダ、ついにはモーリシャスの島で這いつくばり生命のワンダーに分け入る! 日本史と西洋史、博物学と生物学の間を行き来する旅に、ご一緒ください
目次
序 章 堂々めぐりのはじまり
第一章 日出づる国の堂々めぐり――正保四年のドードー
1 一六四七年、ドードーの年
2 到着前夜
3 ドードーは徳川家光に会ったのか?
4 松山、福岡、佐賀と数百年にわたる縁
5 長崎、出島動物園にて
6 日本人ドードー研究者、蜂須賀正氏
◉コラム ドードーについて今分かっていること
第二章 ヨーロッパの堂々めぐり――西洋史の中のドードー
1 罪とドードー――オランダと一七世紀
2 驚異王の太った鳥
3 ドードーとオオウミガラス――一七世紀と一九世紀の間
4 アリスの国のドードー――それは一つのビッグバン
5 ロンドン自然史博物館から広がるドードーワールド
第三章 モーリシャスの堂々めぐり――ドードーと代用ゾウガメ
1 チリュー調査隊2017
2 一七~二一世紀を駆け抜ける――島の発見、夢の池、そして近藤典生
3 サンゴ平原の孤独鳥――ロドリゲス島にて
4 螺旋の一周期
終 章 堂々めぐりの終わり
堂々めぐりの謝辞など
文献と注
上記内容は本書刊行時のものです。