Twitter非繁盛記
Twitterすごいですね。何がすごいって有名な著者が自分で本の宣伝してけっこう売れてたりするらしいじゃないですか。そんなに効果があるもんならやっぱりやったほうがいいですよね、きっと。なんせタダだし。
ということで、語研の営業部でも2009年7月6日から公式アカウント( @info_goken )を作って新刊や増刷、イベントのご案内などをツイートしています。
しかし、始めてしばらくどころか今になっても試行錯誤の日々で、これが販促につながっているのかどうかは正直さっぱりわかりません。
今年の7月に 『今日から英語でTwitter』 という「英語でTwitterを使ってみると英語の勉強にもなるし世界にも発信できるしいいことづくめですよ」という本を出した際には、イベントの告知も含めて随分ツイートしました。東京国際ブックフェアのトークイベントでは実況(いわゆる「tsudaる」)にも挑戦。当日のツイートは Togetter( 『今日から英語でTwitter』刊行記念トークセッション in TIBF2010 )でご覧いただけます。これは題材も題材だし、けっこう効果あったかなあ。
重宝しているのが、出版社からの増刷・重版情報をまとめるハッシュタグ( #jyuhan )です。語研は新刊より増刷のほうが圧倒的に多い地味なロングセラー型の出版社なので増刷・重版情報を手軽に発信できる仕組みは助かっています。
とはいうものの、Twitterの効果がいかほどのものなのか、それを身を持って知るような目覚しい効果は今のところ体験できておりません。
待ってるだけではいかんだろうということで、英会話や外国語を教えている方々や学習されている方をフォローしたりということも地道にやっています。当初は書店さんや他の出版社をフォローしていたんですが、よくよく考えてみると、語研の本を買ってくれる読者の方は語学学習に興味がある方がほとんどなので、そちらをフォローしたほうがいいのかなあと。語学学習に興味のある方、フォローお願いいたします。
と言いつつ、やはり語研の本を扱って頂ける書店さんに向けても発信したい、です。書店さんからのフォローもお待ちしております。
先週の金曜日にはこんなツイートを流しました。
「全国の書店様へ:9月下旬発売 『使える・話せる・ドイツ語単語』 の販促に『使える・話せる』シリーズの店頭配布用しおりを作ります。配って頂けるお店の方、ご希望枚数と取次・番線・書店コードをDMでご連絡下さい。いちおう上限千枚で。シリーズ一覧→ http://bit.ly/a6WI0y」
これに対するリアクションですが、この原稿を打ち込んでいる9月13日15時現在でゼロ件です。もう一度書きますが、現時点でのリアクションは「ゼロ」です。
正直きついです。どのみち店頭配布用しおりは作成しますので、語研の営業が回っているお店には改めてご案内できると思います。にしても反応がゼロ件……。
「書店さんは誰も語研の公式アカウントのツイートなんて読んでくれてないのかなあ」と徒労感に襲われていたんですが、どうやらそうでもなさそうです。
金曜日にとある書店さんから在庫のお問い合わせをいただきました。
「在庫まだ大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」
注文を受けてから気が付きました。お問い合わせいただいた2点について、増刷が近づいていますが今の在庫が少なくなっています、との旨のツイートを流していました。きっとそのツイートを読んでいただけたんですね。ありがとうございます。
ゆるーいつながりなんであまりガチガチに「ああしてください」「こうしてください」というのもおかしな話なのかもしれません。たまーにタイミングがあった時にでも気にかけてもらえたらそれでよしとするのが正解なのかも。
そんなつもりでこれからもゆるめにツイートしていこうと思います。
※販促用しおりは今月末に作成を予定しております。もし、万が一ですが、しおりを店頭で配って頂けるという奇特なお店がございましたら、弊社営業部(電話:03-3291-3986 FAX:03-3291-6749 mail:goken@goken-net.co.jp twitterアカウント:@info_goken )までお気軽にご連絡ください。よろしくお願いいたします。
※そうそう、版元ドットコムのTwitterアカウント( @hanmotocom )もアクセスランキングや書評に掲載される(された)本、イベント情報など、なかなか役に立つ情報をツイートしてます。こちらもよろしくお願いいたします。